男女間で誤解の原因となる考え方や恋愛観の違い

「男って・・・」「女って・・・」というフレーズは男女間でしばしば使われる決まり文句ともいえますが、お互いのことを知ることでこのフレーズが出る回数が減るかもしれません。今回は、さまざまな男女の違いについてお話します。

男女の考え方の違い

男性と女性では考え方が違うといいますが、具体的にどのように違うのでしょうか。わかりやすい例を挙げると、女性が男性に悩みを相談するとほとんどのケースで揉めます。理由は男性が良かれと思って提案した解決策が女性には受け入れられないから。

男性からすると「的確な解決策を提案したのになぜ怒るんだ?」となり、女性側は「なんで私のはなしをもっと聞いてくれないの?」となります。

詳しくみていくと、男性側は、”どうしたらその悩みが解決されるか”というスタンスになります。女性のはなしを聞いている途中から自分なりに状況を判断し、解決するために必要な情報を女性から聞き出そうとします。

逆に女性側は、”相談=話を聞いてほしい”というスタンスなので、時系列で事細かに話し始めます。解決することが目的ではなく、共有、共感することが目的なので自分が感じたことを感じたままに話します。

男性は”解決しよう”とし、女性は”共有しよう”とする違いから、男性は、解決に障害となりそうな感情的な話には「感情論はやめよう」と女性の言葉を遮り、女性は、どれだけ話しても全く共感してくれない男性に「話を聞いてくれない」と感じます。

男女の脳の違い

男女間の考え方の違いは脳の構造が影響しているといわれています。一般的に男性の脳は大きく重く、女性の脳は男性に比べて小さく軽いといわれています。また、男性は右脳と左脳の連携がうまくできていませんが、女性は右脳と左脳の連携が密接といわれています。

女性は、イメージをつかさどる右脳と論理的な左脳の両方をうまく使うことができることから、周辺の細かな異変を察知する能力にたけています。”女性の第六感”はこのあたりからきているのかもしれません。

男性は、周辺の異変には疎いものの物事をイメージするときは右脳だけを使い、論理的に考えるときは左脳だけを使うことから、空間認識能力や言語力にたけています。女性には口じゃかなわないというのは口数でかなわないということかもしれません。

男女の恋愛観の違い

男女の考え方や脳の違いを理解したところで恋愛観についておはなしします。ところで恋人に自分のどこが好きか聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。この答えについても男女間で違いがあります。

女性はストーリーも含めて好きになります。「自分が大変な時にこんな風に支えてくれた」、「〇〇するときのこんなしぐさが好き」などそのときのシチュエーションや会話も含めて好きになります。

対して男性は、「かわいいから」「一緒にいて楽しいから」とシンプルなものです。細かな経緯やストーリーはあまり関係ないことから、なかには「なんとなく好きだから」という女性が聞くとショックを受けそうな理由の男性もいます。

恋愛に対して、ある意味夢を見る女性と、ある意味現実的な男性との違いが恋愛観にも影響し、誤解やずれが生じてしまいます。

お互いに違いを認識することが大事

男女間の違いは、本人にはどうしようもできないことが多く、違うことを責めるばかりでは解決の糸口は見つかりません。違いを受け入れる必要はありませんが、認識することは大事です。

認識したからといって男女間の誤解やずれがなくなるわけではありませんが、「なんであんなことするんだろう?」が「あれはしかたないことか」に代わるだけでも気持ちは変わってきます。

気持ちが変われば言い過ぎたときには素直に謝れるでしょうし、謝ることができれば「喧嘩するほど仲がいい」関係を築いていけるものと思っています。

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