すれ違いと聞くと「運命」や「めぐり合わせ」などの言葉で片づけてしまいがちですが、すれ違うには理由があります。特に男女間でのすれ違いにはお互いのさまざまな理由によるところが大きいと言えます。今回は男女がすれ違う理由についてお話します。
男女間ですれ違いが起きる理由
男女間に関わらず思いを伝えるには言葉にして伝えることが伝わりやすいのですが、その言葉にもさまざまな心理的な要因で正確に伝わらないときがあります。ここでは男女間ですれ違いが起きる理由についてお話します。
思い込みによるもの
男女間ですれ違いが起きる理由1つ目は、これまでの経験則に基づいて導き出された思い込みによるものです。
たとえば、女性は働きに出ず家で育児や家事をするというものや男性は強くて女性を守ってくれるものといったものです。
こういう考え方もないとは言いませんが、どちらもこれまでの経験からそう思っているもので世の中の人すべてがそう思っているわけではありません。
ただ、この思い込みは無意識で出ることが多く、トラブルになったときに気づくことがほとんどですし、気づかない場合もあります。
この思い込みによるトラブルを回避するには、自分の考えがすべてではないと考えるとともに相手の話を聞くことです。
だからといってただ話を聞けばいいわけではなく、相手の言うことを理解するために聞くという気持ちが大事です。
プライドが邪魔している
男女間ですれ違いが起きる理由2つ目は、「俺は~」や「私は~」といったプライドが邪魔をしているケースです。
プライドの多くは「聞きたいけど聞けない」「言いたいけど言えない」という理由があって伝えられないことがほとんどです。
その理由とは、恥ずかしさや諦めなどがあり、恥ずかしさの場合は時間と共に解決することもありますが、諦めに場合は要注意です。
人間関係の中で諦めが漂い始めるとこれ以上の関係悪化を避けるために会話がなくなり、会話がなくなるため何を考えているかを知ることができなくなります。
そうなってしまう前に邪魔なプライドは取り去って、素の自分で真っ直ぐぶつかっていくことを考えることが大事です。
言葉にしていない
男女間ですれ違いが起きる理由3つ目は、前述のようなケースも含めて、思いや考えを言葉にしていないことです。
男性に見られるのが「言わなくてもいつも一緒にいるんだからわかるだろう」と言うなんの根拠もない理由によるものです。
男性側は、わかっていると思っていますが、女性は男性がなないを考えているかが分からず、ここに思いのギャップが生まれてすれ違いになります。
少なくとも考えは言葉にして伝えるべきですし、口で伝えられないなら手紙やメールなどでもいいのであなた自身の言葉を伝えるべきです。
わかりやすい方法で伝えることが大事
今回は男女がすれ違う理由についてお話しました。
すれ違っていると気づいている分にはお互いに修復することができますが、どちらか一方でもすれ違いに気づいていない場合は厄介です。
ましてやお互いに気づいていない場合は、すれ違うしかないと言えます。そうならないためにも女性には思いや考えをわかりやすい方法で伝えることが大事です。