女性から相談される男性には相談しやすい雰囲気があります。それは話し方と言うよりも聞き方に特徴があります。今回は悩んでいる女性への声の掛け方についてお話しします。
悩んでいる女性への声の掛け方
悩んでいる女性を見るとほっとけないのは男性の性とも言えますが、声の掛け方を間違えてしまうと、逆に女性の怒りを買うこともあります。ここでは、具体的な声の掛け方についてお話しします。
「大丈夫?」ではなく「大丈夫!」
悩んでいる女性への声の掛け方1つ目は、「大丈夫?」ではなく「大丈夫!」と声をかけることです。
ただ、いきなり根拠もなく「大丈夫!」と声をかけても女性は納得しません。まずは女性の話を聞いた上で「大丈夫!」と声を掛けてあげましょう。
なぜ、「大丈夫?」と聞いてはいけないかと言うと「大丈夫?」と聞かれたら「大丈夫です」と答えてしまうからです。
これは男性にも言えることですが、人は相手を心配させまいと無理して答える時があります。
話を聞いて期限に間に合いそうもないこと心配していると察したら、「まだ時間あるから大丈夫!」といった感じで声を掛けます。
そうすると女性は「大丈夫じゃない」理由を話してくれます。もともと女性本人は心配しているので「大丈夫!」と言われることで話さざるを得なくなります。
実はこれが狙いで、「なんでも話してね」といってもほとんどの女性が話してくれないのと同じことです。
「これできてないよね?」ではなく「次はこうしよう」
悩んでいる女性への声の掛け方2つ目は、「これできてないよね?」ではなく「次はこうしよう」と声を掛けることです。
この言葉、男性の多くが使っていると思いますが、女性には不評でこの言葉を言われると二度と相談されなくなります。
これまでの他の記事でもお話ししているように、女性はまずは話を聞いてほしいと思っています。
にも関わらず話も聞かないで結論を押し付けられると、女性は徐々に男性に対して拒否反応を起こします。
まずは女性の話をじっくりと聞いてから、意見を求められたときのみ「次はこうしたらいいんじゃない?」と伝えるとすんなりと受け入れてくれます。
「冷静になって」ではなく「深呼吸して」
悩んでいる女性への声の掛け方3つ目は、「冷静になって」ではなく「深呼吸して」と声を掛けることです。
このケースは、悩みすぎて頭がパニックになったときに起こることですが、感情のまま話していることが多いので支離滅裂だったりします。
そんなときに男性から「冷静になって」と言われると内心「私は冷静よ!!」と言う感情が湧き逆効果です。
ではどうするかと言うと、女性がパニックになってるなぁと思ったら「まずは深呼吸しようか」と声を掛けてみてください。
そうすることで感情をリセット出来ます。それでも落ち着かなかったり、感情的になっていたりするなら、言っていることをメモに書いていきます。
ここで大切なのは、感情的になっている女性を落ち着かせることで、話を聞くことではありません。
落ち着きさえすればあなたとの会話もできるようになるので、落ち着かせることに専念しましょう。
大事なことは話を聞くこと
今回は、悩んでいる女性への声の掛け方についてお話ししました。
悩んでいる女性への声の掛け方を誤ると逆効果になるばかりか、以降一切相談されなくなってしまいます。
逆に解決できなくても声の掛け方を誤らなければ、心強い味方と認識され、徐々に相談してくれるようになります。
大事なことは女性の話を聞くことと女性を冷静にさせることです。そのために必要なことを具体的な例を用いてお話ししました。