好きな女性に気持ちを伝えたいけどどうやって伝えればいい?と悩む男性はたくさんいます。特に友人関係や同僚を好きになるというケースは多く、そのことが告白への障害になることもあります。今回は、ケース別の告白するときの心の準備やタイミングについてお話します。
好きな女性に告白するための心の準備
恋愛感情が生まれる原因はさまざまですが、なかには、友人関係や同僚を好きになるケースがあります。
友達として良好な関係を築けていることから、その関係を壊したくない、だけど、この気持ちを伝えたいという思いの葛藤に悩むことになります。
ここでは、好きな女性との関係別の告白するための心の準備についてお話します。
ケース1:仲のいいグループの中に好きな人ができた場合
グループ関係で好きな女性に告白する場合は、どんなにうまく立ち回ろうとしても、告白したことでそれまでの関係は変わってしまうということを認識することです。
学生時代からというパターンが多いのですが、定期的に会ったり、食事や飲みに行ったりなど数名の仲のいい友人が集まっているグループ内での恋愛です。
そんなグループ内に好きな女性ができた場合、気持ちを伝えて振られたらどうしようと考えたり、ほかのメンバーが気を遣い過ぎるんじゃないかという思いが頭をよぎります。
同性のみのグループに比べ、男女混合のグループの場合は、ちょっとした変化であっけなく終わってしまう繊細さを持っています。
男女混合のグループ関係が成立する最大の理由は、恋愛抜きで、純粋に一緒の時間を楽しめることです。
ケース2:同僚を好きなった場合
同僚に告白する場合の心の準備は、告白するとどちらの結果にしろ好きな人との関係は一変するということを認識することです。
1日の大半を過ごすことになる職場ですが、共通の目標に向かって行動することから、親近感もわき、それがいつしか恋愛感情に発展することがあります。
仕事を通して好きな人のことを見れるので、考え方や言動に惹かれるということも少なくありません。
職場に好きな人ができた場合に真っ先に考えることは、告白したあとのことです。振られた場合だけではなく、OKの場合も頭を悩ますことになります。
それは、社内恋愛禁止の職場の場合です。勤務形態などの多様化を進めている会社は増えていても、職場恋愛自由をうたう会社はそれほど多くありません。
ちなみに、職場恋愛自由といっても、仕事と恋愛を分けられないと周りに迷惑をかけてしまうことも認識しましょう。
ケース3:友達付き合いが長い女性を好きになった場合
友達付き合いが長い相手に告白する場合の心の準備は、好きな女性のよき理解者にもなれなくなる可能性があるということを認識することです。
学生時代からの友達付き合いや共通の趣味で知り合った友達など男女問わず友達関係を築いている方はたくさんいます。
特に異性の友達の場合は、考え方に刺激を受けるなど人生におけるスパイスのような感じで捉えている方が多く、異性にもかかわらず異性と意識してない場合がほとんどです。
お互いに別に好きな人がいたり、お互いの恋愛相談をしたりなど異性を意識しない付き合いができるメリットもあります。
このように、異性を意識しないで付き合えているうちはいいのですが、一度意識してしまうと、相談に対して私情が入ってしまいます。
告白することによって、関係が壊れてしまうことは他のケースと同じですが、このケースの場合は、加えて良き相談者を失うことにもなりかねません。
ケース4:ひとめぼれした場合
ひとめぼれした相手に告白する場合の心の準備は、時間をかけてまずはあなたという存在を知ってもらうことから始めることです。
よく行くお店の店員さんや通勤電車で見かける人など、一目見てビビビッときてしまうことがあります。
よく行くお店の場合は、何度も足蹴く通うことで顔を覚えてもらうという方法が取れます。
あなたは、相手のことを知っていても、相手はあなたのことを気にも留めてないことがほとんどなので、まずは、よく見る顔の客という印象を植え付けることが大事です。
通勤電車など好きな人との直接の接点がない場合は、思いだけにとどめておくほうがいいかもしれません。
ドラマや映画で描かれているようなドラマティックな出会いは現実世界では皆無です。
あなたはいつも目にしていても、相手も同じように考えてるとは限りません。接触できる方法があるなら試すべきですが、まずは自分の存在を認識してもらうことから始めましょう。
好きな人に告白するための方法
心の準備も整った、さあ、告白といきたいところですが、さらに難関が待ち構えています。どうやって気持ちを伝えるのかという問題です。何か事情がある場合を除いて、告白する方法は、直接会ってという方法が多いようです。ここでは、好きな人に告白するさまざまな方法についてお話します。
自分の気持ちをしっかり伝えたい場合は「手紙」
スマホが広く浸透したことから、恋愛においても、多くの男性がSNSを通じて告白することが増えているといいます。
一方、女性側は、SNSを通じての告白にはマイナスの印象を持っていて、心が動かされないというデータもあります。
女性の多くは、直接告白されることを望んでいますし、SNSなら手紙のほうがいいと考えています。
手紙が好まれる理由は、文字がうまいや文章がうまいではなく、読む人のために時間を使ったということがわかるからです。
SNSと違って、コピペもできないので、その手紙に書かれている文章は、女性のために使った時間の証ということになります。
逆に、手紙のデメリットは、伝える相手の気持ちによっては、手紙が重くなってしまう可能性があります。
おすすめな相手は、友達付き合いが長い相手に告白する場合です。長年思い続けてきた好きな女性へのさまざまな思いを書き綴ってみます。
重いと受け止められることは少なく、どちらかというと時間をかけて真摯に向き合って答えを出してくれることでしょう。
雰囲気やシチュエーションにこだわるなら「直接」
多くの女性の支持を集めているが、直接告白される方法です。そのため、告白するときの雰囲気やシチュエーションなどにも女性なりのこだわりがあるようです。
このこだわりは、嗜好の問題にもなるので万人受けする方法はなく、好きな女性が喜ぶことをどれだけ想像できるかにかかっています。
ただし、最も大事なのは、好きという思いをどう伝えるかということです。伝えるときの言葉や態度、雰囲気など伝え方もあなたと見られます。
直接会って告白する方法のいいところは、顔を見て伝えられることです。言葉だけではなく告白するときのあなたの雰囲気や態度も告白の後押しをしてくれるところです。
逆にデメリットは、緊張して言葉が出てこなくなったり、言い出せる雰囲気じゃなくなる場合があることです。
おすすめは、同僚に告白する場合です。プロジェクト終了の打ち上げ会や残業に対するお疲れさん会と称して二人きりになるチャンスは作れます。
この方法は、どちらの結果になっても、今後のことを一緒に考えられる時間を持てるということです。
なかなか会えないなら「メール」
意外と不評なのが、前述したメールなどSNSでの告白です。「気持ちが伝わらない」や「顔が見えないのはちょっと」という意見がほとんどです。
不評とはいえ、やり方によっては他の方法に引けを取らない告白方法にもなります。
まず、大前提として文字だけで伝えるので気持ちが伝わりにくいということを意識しておくことが大事です。
メールのいいところは、時間を選ばないというところです。送る時間にも常識は必要ですが、基本的に受け取った側の都合で読めるという点です。
また、文字とあわせて動画やスタンプ、絵文字なども送れるので、視覚的にも好きだということをアピールするのも便利です。
逆にデメリットは、読まれたかどうかわからないことです。メールソフトによっては、開封通知機能もありますが、告白メールにつけるのはNGです。
また、すでに挙げた通り文字では気持ちは伝わらないというものです。
おすすめを挙げるなら学生時代から好きだった相手に告白する場合です。コミュニケーションツールとして使いながら頃合いを見て告白するという感じです。
気持ちを確かめるなら「LINE」
今や日本国民の半数近くが使っているともいわれる無料アプリ「LINE」ですが、女性の気持ちの確認ツールとしても利用できます。
メールとは違い、どちらかというとリアルタイムでのやり取りができることから、短文送信やスタンプのみの送信なども可能です。
メール同様に文字のみなので気持ちが伝わりにくい反面、スタンプで気持ちを段べんできるというメリットがあります。
おすすめは、グループ関係の相手を好きになった場合です。あまり堅苦しくならず、かといって軽くならない文面とスタンプで告白するのがおすすめです。
好きな人に告白するためのポイント5つ
ここまで、告白するための心の準備と告白する方法についてお話しましたが、告白するタイミングを間違えるとうまくいくものもいかなくなってしまいます。ここでは、心理学的な考察も取り入れた告白するタイミングについて5つ紹介します。
告白するなら夜がおすすめ
ブログを書いている方は、経験あるかもしれませんが、夜書いたブログを翌日の朝読むとあまりに感情的になっていてびっくりすることがあります。
また、同様にSNSでのやり取りの内容が感情的になっていることがあります。原因は、夜になると感情的になりやすいためです。
この感情的になる夜の時間を狙って告白するというもので、夜8時以降におこなうと成功する確率が高まるといわれています。
告白するなら2日連続デートしたあとに
人を好きなるタイミングをご存知でしょうか。大きく2つに分けられますが、ひとつは、ひとめぼれ、もうひとつは、一緒に過ごした時間の長さです。
ひとめぼれは、一瞬の判断なのであなたがコントロールすることは難しく、女性の好みに左右されることもあり、事前に準備することは不可能です。
逆に一緒に過ごす時間は、あなたがコントロールできます。たとえば、デートに誘うときに2日に分けて誘うというものです。
1日目は、遊園地など適度に二人になれる時間が作りやすい場所を選び、2日目に向けて親密度を高めておきます。
2日目は、のんびりドライブや美術館巡りなど、できるだけ二人きりで話ができる時間を作るようにします。
共有する時間が長いほど相手を理解し好意を感じるといわれています。2日間過ごすにはそれ相応の準備が必要ですが、試してみる価値はあります。
告白するなら気分がいい時をねらって
告白するなら誕生日やお祝いの日がチャンスです。ただ、そういうチャンスはそうそうありませんが、代わりとして食事のあとがチャンスです。
食後は、食欲が満たされていて気分がいいので、絶好のタイミングといえます。また、好きな人を食事に誘うのもそれほど敷居は高くないのでおすすめです。
照れ隠しせず真剣に向き合う
もし、告白して断られたら、なんて思っていると、保険をかけて照れ隠しで茶化したり、笑いに持っていったりしてしまいがちです。
ただ、そんな照れ隠しは女性には伝わらないので、軽い人と思われるなど逆効果となってしまいます。
雰囲気を作る上では、身だしなみも大事です。無精ひげや寝癖、爪が伸び放題など清潔感がないものや洗濯していない服での告白はNGです。
当たり前ですが、告白するときは女性の目を見て真剣に伝えます。そうすることで、相手もOKしやすくなります。
ちなみに、女性は、あなたからすごい真剣に告白されたからついOKしたという言い訳が必要なのです。
自分の言葉で伝えることが大事
告白だからとかっこいい言葉をいろいろと考えている方がいますが、告白するときの言葉は、シンプルが基本です。
むしろ、告白するときに最も大事なことは、あなたの好きだという気持ちを女性にしっかりと伝えることです。
逆にいうとどれだけ凝った演出をしても、好きだという気持ちが伝わらなければ、女性はOKしてくれないということです。
男性の気持ちを確かめる効果的な方法を試してみる
なかなか一線を越えてこない男性にもやもやした気持ちを抱えたまま時間だけが過ぎていくという女性は多いのではないでしょうか。そんなときは、デートの終わりに、「もっと一緒にいたい」と伝えてみましょう。あわせて「だけど付き合っていない人とはそういう関係になりたくない」とも。
ここまで言われれば何かしら行動を起こすものです。女性のことを考えて関係をはっきりさせたり、うやむやのまま進めようとしたり。その時の行動で男性のあなたに対する考えもわかるはずです。女性側にも勇気が必要ですが、試してみる価値はあります。
最も大切なことは女性に対する熱い思い
今回は、好きな女性に告白するときの心の準備やタイミングについてお話しました。
好きになる女性は身近なケースが多く、友人や同僚を好きなる男性は意外とたくさんいます。ただ、告白したあとのことを考えて、告白せずに胸に秘めているという男性も多くいます。
そこで、好きな女性の関係別に告白するタイミングについてお話しました。いつの時代でも女性は、男性から告白されたいと願っています。
やみくもに女性に告白するのはNGですが、女性との関係や告白のタイミングを間違わなければ多くケースで成功します。
女性に告白するときに必要なことは、タイミングとどれだけ一緒にいる時間を持てるか、そして、女性が好きだという熱い思いです。
もし、あなたに気になる女性がいるなら、まずは一緒に過ごす時間を持ってみてはいかがでしょうか。
一緒の時間を過ごすことで、親密度が増し女性はあなたに好意を持ってくれるようになります。
そうなればあとは、あなたの好きだという言葉を伝えることができれば、その恋は成就する可能性が高まります。