女性心理の本音と建前!押さえておきたい女性を理解するポイント5つ

気持ちをストレートに吐き出せない女性は、男性から見ると遠回しな言い方で伝えようとします。それが男女間の誤解を生む原因でもあります。今回は女性の本音と建前についてお話します。

男性を迷わせる女性が発する建前の言葉

男女間にはさまざまな誤解が生じてしまいます。そのひとつが女性の本音と建前です。ここでは、男性を迷わせる女性の本音と建前の言葉についてお話します。

「大丈夫」という言葉の本音と建前

落ち込んでいる女性に声をかけたときに、「大丈夫」または「平気」という言葉には、言葉とは逆の女性の本音が含まれています。

その本音とは、「大丈夫じゃない」「平気じゃない」だから助けてほしいというものです。

では、なぜ素直に「平気じゃない」と言えないのかというと、女性特有の人間関係の構築の仕方が関係しています。

女性は、嫌われないように自分の意見をできるだけ言わずに人間関係を講師くしていきます。

そのため、直接的な言葉ではなく、遠回しな言葉で伝えようとしますが、残念ながら男性には届きません。

「怒らないから言って」の本音と建前

女性と喧嘩になったときによく言われる言葉の1つが「怒らないから言って」というものです。

男性はこの言葉を信じて正直に話しますが、このあと女性をさらに怒らせることになります。

ではなぜ女性が怒り出したのかと言うと、男性がごまかすなどなかなか話をしないからです。

逆の言い方をすると、グダグダと言ってないで早く言えば小さな怒りで住むということです。

「勝手にすれば」の本音と建前

ドラマなどで男性が女性の腕を掴んで引き止めるシーンがありますが、女性はこのようなシーンを期待しています。

特に男性と喧嘩したときに期待しています。女性は自分の思うようにならないことから「勝手にすれば」と言ってその場を離れようとします。

ただ、本心から離れたいのではなく、男性の自分に対する気持ちがどれくらいなのかをはかっています。

このときに男性に引き止められれば、女性は文句を言いながらもその場にとどまります。

ただ、引き止められないと自分に気持ちが向いていないと判断し、気持ちはどんどん離れていきます。

これは試し行為と言われ、不安を払拭するために、わざと困らせる言動をしたり、怒らせたりする行為と似ています。

「任せる」の本音と建前

女性とお出かけしたときに、プランや食事の好みを聞いたときに「任せる」と言われることがあります。

男性は、そう言われると自分の好みで選びがちですが、女性にその思いが届かないことが多々あります。

これは、女性が言う「任せる」は、女性が求めるものをチョイスしてねということなので、外すと不機嫌になります。

そうならないためには、男性だけで決めないで、いくつかの候補を挙げて女性に選択させることです。

男性が決めてないように感じるかもしれませんが、女性の好みやその日の気分を察する必要も出て来るので、思っているより重要なことです。

「嫌い」の本音と建前

お付き合いしている女性に「嫌い」と言われた経験がある男性もいると思います。

ただ、思い返してみてもほんとに嫌われていたということはなかったと思います。

なぜなら、ほんとに嫌いなら女性は嫌いとは言わず、あなたの目の前から消えるからです。

では、なぜ「嫌い」と言うかというと、本音では男性から「好き」と言ってほしいからです。

というよりも、そういっても男性から「嫌い」と言われないという自信を持ちたいからです。

そういう女心を見抜けないまま言葉を鵜呑みにしてしまうと、女心のわからない男として愛想を尽かれてしまいます。

本音と建前の見分けるわかりにくい女性の言動

女性の本音と建前を見分ける重要なポイントは、女性をよく見ておくことです。特にちょっとした変化に気づけるようになれば、女性の本音と建前がつかめるようになります。ここでは、女性の本音と建前を見分けるポイントについてお話します。

言葉の前の一瞬の間

よく見ていないと気づかないのですが、建前を言うときに一瞬だけ間があります。

たとえば「・・・嫌い」というもので、しっかりと女性を見ていないと気づかないほどです。

ただ、女性をしっかり見ていればその一瞬の間に気づくこともできますし、些細な変化にも気づくことができます。

何度も確認される

あとで思い返してみると思い当たることがあるのですが、女性から何度も確認されることがあります。

たとえば、「もう勝手にして」「私もう知らないから」など同じ内容の違う言葉を何度も言ってくる場合です。

このときの本音は「わたしほんと行っちゃうけどいいの?」「謝るなら今だよ?」と思っています。

もう勝手にして=私をひとりにしないで、またはもう勝手にして=私を引き止めてということです。

ただ、もう勝手にしてと言って振り返ることもなく行ってしまうなら、女性にはもう未練がないということです。

ここに気づければ、やり直すことも可能ですが、気づかなければそれまでとなります。

会話の流れで判断

女性とのデートの際に気になるのが、このままお別れするのかずっと一緒にいるのかということです。

この問題も女性とのこれまでの会話で、女性がどうしたいかや男性がどうするべきかがわかります。

女性がよく言う言葉に「終電大丈夫?」というのがありますが、この言葉の建前は男性に気遣いをしているというものです。

では、本音はどうかというと「早く帰りたい」と思っています。ただ自分から帰るとは言えないので、こういう言い方になってしまうのです。

もし、こう言われたらどうすればいいかというと、「遅い時間まで付き合わせてごめん。今度はお昼でも」などと言って解散するべきです。

女性には”その気”はないので、無理に引き止めたりするのは逆効果です。逆に紳士的に対応することで、次回につなぐことができます。

ちなみに「終電大丈夫?」と言われたからといって、脈がないわけではありません。

女性の事情があることも考えられるので、スマートに解散することで次回会えたときは、多少の無理は聞いてもらえるものです。

不必要な前置き

「もうあなたのこと好きじゃないから」というフレーズを言われることがありますが、ここにも女性の本音と建前が見え隠れします。

本音では、「まだ好きだから好きと言って」と思っていますが、建前では裏腹な言葉を発します。

これには、男性の自分に対する気持ちがどれくらいあるのかをはかる試し行為の部分が含まれます。

なので、「もう好きじゃないから」に対してベストな対応は何も言わずに抱き締めることです。

また、少なくとも「俺はまだ好きだ」くらいは言いたいところです。逆に鵜呑みにしてしまうのはNGな対応です。

目が笑っていない笑顔

女性と話をしているときに、女性の目が笑っていない(目が鋭い)ときは、言っていることは本音ではない場合が多いです。

たとえば、「もう怒ってないから」という言葉のときには、女性の目を見れば推測できます。

この言葉には、女性自身が自分に言い聞かせている場合が多く、裏を返せば怒りは完全には収まっていないということです。

また、女性が諦めているということもあります。何度も同じ過ちをする男性に愛想を尽かすときも同様です。

この場合、女性はある意味腹をくくっていると言えます。もし、同じことをするなら次はないという最終通告の意味合いもあります。

女性をよく見て話をよく聞くこと

今回は、女性の本音と建前についてお話しました。

女性は、協調性を重んじるあまり、思ったことをストレートに吐き出せないことがあります。

そのことで、男性に誤って伝わってしまい、男女間で大きな誤解を生むことがあります。

ただ、男性側が女性には本音と建前があることを知っていれば、その誤解の多くは解消されます。

そのためには、女性の些細な変化に気づけるくらいに女性をよく見ること、そして、女性の話を良く聞くことが大事です。

この2つのことを実践することで、女性の気持ちが少しずつ理解できるようになり、誤解も減ってきます。

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